口呼吸と舌の位置について
7月28日、29日と横浜の勉強会に参加してきました。
今回の勉強の内容は、口呼吸と舌の位置についてです。
まず、口呼吸についてですが、口は元々呼吸するものではなく、食物を咀嚼して食べること仕事です。
口呼吸をしている子供の特徴には、①低位舌②口蓋が狭く高い③上顎前突(開口)④歯列不正⑤口臭⑥歯肉炎⑦虫歯⑧口内炎
⑨歯牙の着色などがあります。
また、口呼吸している子供の鼻と口の特徴には、①鼻閉②いびき③口呼吸継続による顔貌の変化(アデノイド顔貌)A下口唇が下垂
B外鼻孔が細く、鼻唇溝は消失C顔面筋は弛緩して、一見精気のない顔貌を呈するなどの悪い影響をもたらします。
そして、口呼吸をする子供の全身症状は、①無気力②食欲不振・嚥下が上手くできない③夜尿症④夜驚症⑤頭痛(稀に難聴)
今回は、まず口呼吸による特徴と症状を記載しました。乳幼児の頃に哺乳瓶でミルクを飲んでいたために、起こることもあり、乳幼児の頃からの生活がいかに大事であるか改めて勉強になりました。
次回は、口呼吸の治し方や舌の位置がいかに重要なのかを記載していきたいと思います。